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医局

開業して1ヶ月経ち、開業前後の嵐のような忙しさは薄れ、ひとつひとつやり残したタスクをこなしています。

タスクの中でも最重要事項である、医局(慶應義塾大学医学部精神神経科教室)の教授へご報告がありました。
自分を精神科医に育ててくれた医局は大切な存在であり、尊敬してやまない教授には早くご挨拶しなくてはと、タイミングを伺いつつずっと気になっていました。

そんな中、教授からお祝いのお声がけをいただき、ようやくご挨拶できてホッとしました。
教授から温かいお言葉をかけて頂き、励みになりました。
ありがたいことに医療連携の案内もしていただきました。
慶応の医局に入って本当に良かったとしみじみ感じながら大学病院をあとにしました。

慶応病院の当直明け
11年前に勤務していた慶応病院の当直明けの景色

さて、先ほどから「医局」という非医療業界の方には聞きなれない言葉を使っていますが、大学病院にある、医師の人事・教育・研究をまとめている組織と定義されます。
わかりやすく例えれば、医局とは相撲部屋みたいなものです。
大学病院の組織ですが、出身大学にかかわらず入局できるので、いろいろな出身大学の先生が集まっています。
自分も出身大学は熊本大学(国立)ですが、医局は慶応義塾大学(私立)となるわけです。
ちなみに慶応義塾大学医学部はただでさえ難しい医学部の中でもトップクラスの難易度なので、何年かかっても入試では入れないと思います。
昔から「研究の東大、臨床の慶応」みたいなイメージがあったので(実際には研究も慶応は強いです)、臨床侍になるなら慶応だと考えていました。
また、自分は初期研修が静岡赤十字病院でしたが、慶応の関連病院であったということもあり、慶応義塾大学精神神経科教室へ入局しました。

平成25年入局時
平成25年慶応義塾大学精神神経科教室入局当時の院長

医学部を卒業し、医師国家試験に合格して医師免許を取得すると、2年間の初期臨床研修(専門性にかかわらず、様々な診療科で研修します)に進みます。その間、自分の進みたい専門の診療科を決め、その後、後期研修として3~5年間「専攻医」として臨床経験を積み、専門医資格も取得してゆきます。

後期研修は各大学に設定されている医局に入局してキャリアを積む医師が多いですが、医局に属さず専門医研修をやれる病院で研鑽する医師もいます。
医局は人事異動など、働き方の制限が生じるデメリットはありますが、専門医を取得するための条件のそろった病院でキャリアを積めたり、勉強や研究の機会も得られやすく、偏りなく高度な専門性を高めるためには、医局で研鑽した方が良いと個人的には考えています。

精神科は、精神科専門医と精神保健指定という専門性の高い資格がありますが、取得にはいずれも一定期間(精神科専門研修を3年以上)、条件のそろった病院でキャリアを積む必要があります。
条件のそろった病院は医局の関連病院であるところが多いので、医局に属していた方が、質の高い専門研修が受けられやすいと思います。

特に慶応の医局は、精神科にかかわらず関連病院が非常に多く、これまで勤務してきた病院は、本当に良い環境のところばかりでした。
精神医学界隈で著名な先生も多く、直接、指導を受けられたことも、非常に貴重な経験でした。
入局の同期、先輩、後輩も素晴らしい方が多く、安心かつ楽しくキャリアを積んでこられました。
これから精神科を専門にしようと考えられている先生には、慶応義塾大学精神神経科教室は忖度なくお勧めです。

追伸
信濃町から去る前に伝説的なタイカレーの店「メーヤウ」に寄ろうとしたところ、現在はランチ営業しかしていないことを知りました。メーヤウに行きたい方は営業時間にご注意ください。

永井 常高

永井 常高

熊本大学卒 慶應義塾大学医学部精神神経科教室 精神保健指定医 精神科専門医・指導医

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