神楽坂メンタルクリニックでは、外来治療を中心に診療を行います。一方で、症状の重さや必要な医療資源によっては、入院治療や高度な検査・治療、集中的なリハビリ が望ましい場合があります。
当院はその際に、信頼できる医療機関と連携し、患者さんにとって最も安全で現実的な治療ルート を一緒に設計します。
現在、公式な連携先は2件ですが、医療連携は今後も順次拡大していく方針です。
当院の医療連携の考え方
当院は「外来でできる限り支える」ことを基本にしつつ、次のような状況では、連携医療機関の力を借りる判断をします。
- 入院治療が必要(安全確保、生活の立て直し、集中的治療など)
- 外来では実施が難しい 専門性の高い検査や治療 が必要
- 依存症治療プログラム など、構造化された入院治療が必要
- 退院後に、生活・服薬・再発予防を含む フォロー体制 が重要
※紹介の要否・紹介先は、診察・病状評価・ご本人の希望を踏まえて総合的に判断します。
連携先一覧
① 慶應メディカルパートナーシップ(慶應義塾大学病院との医療連携)
慶應義塾大学病院(精神神経科)と連携し、当院からの紹介および退院後フォローを行います。
- 当院からの主な紹介目的
- 入院が必要な病状への対応
- 専門性の高い検査や治療が必要な場合
例:TMS(反復経頭蓋磁気刺激)、ECT(電気けいれん療法) など
(※適応は病状によって異なり、最終判断は実施医療機関となります)
- 退院後フォロー
- 慶應義塾大学病院から退院した患者さんの、外来での治療継続・再発予防・生活の再構築を地域のかかりつけ医として当院で支えます。
- 関連病院への紹介のしやすさ
- 必要に応じて、慶應の関連する精神科病院への紹介も可能です。


② 公益財団法人 井之頭病院
井之頭病院と連携し、入院治療が必要なケースに対して、目的に応じた入院先の相談・紹介を行います。
>>公式財団法人井之頭病院ホームページ
対応できる入院の例
- 短期の休息入院(急性期の負荷軽減、生活リズム再構築など)
- ケースワーク目的の長期入院(社会資源調整、生活基盤の再構築)
- アルコール依存症の入院治療
- ARP(アルコール依存症リハビリテーションプログラム) 目的の入院
- 本人の安全確保が必要な入院治療
- 例:医療保護入院など(※法的要件や手続きは病状と状況により異なります)

紹介までの流れ
- 当院で診察・評価(症状、生活状況、安全性、治療歴を確認)
- 治療方針の相談(外来継続/入院/専門治療の適否を説明)
- 紹介状の作成(必要情報を整理し、紹介先へ連絡・調整)
- 紹介先での診察・入院判定(最終的な治療内容は紹介先の判断になります)
- 退院後・治療後のフォロー(当院で継続治療、再発予防、生活支援の調整)
よくある質問(FAQ)
注意点(安全・費用・個人情報)
- 緊急性が高い場合(強い希死念慮、興奮、錯乱、重い離脱症状など)は、当院の通常紹介ルートよりも、救急対応が優先されることがあります。
- 紹介に伴い、診療情報提供料(紹介状作成費) が発生します(保険診療)。
- 連携先への情報提供は、診療に必要な範囲で行い、個人情報保護法等に基づいて適切に取り扱います。
※もし、今すぐに消えてしまいたいという気持ちが強く、行動に移してしまいそうな場合や、ご自身(家族の場合はご本人)の安全が確保できないと感じる場合は、当院への問い合わせや予約の前に、すぐ下記の窓口にご相談いただくか、119番通報をしてください。
・厚生労働省 まもろうよこころ
・東京消防庁救急相談センター#7119
・東京都精神科二次救急指定医療機関一覧「ひまわり」
予約・受診の案内
医療連携の必要性は、病状や生活状況によって判断が変わります。まずは当院で状況を整理し、最適な治療方針を一緒に検討します。
初診・再診のご予約はWebからお取りください。