診療をお断りする場合について
最終更新:2025年10月22日
当院(神楽坂メンタルクリニック)は、すべての患者さまが安心して受診できる診療環境の維持に努めております。医師法第19条(応召義務)に基づき正当な事由がない限り診療を拒みませんが、以下の行為がみられる場合には、診療の提供をお断りする(以後の受診をお受けしない)ことがあります。
目次
受診をお断りする可能性がある行為
1. 他の患者さま・職員への迷惑・危険行為
- 暴言・暴力・威嚇・大声での長時間の怒号
- セクシュアルハラスメント、つきまとい等のストーカー行為
- 受付や診療の妨害、器物損壊、無断の録音・撮影の強行
2. 金銭トラブル・不当要求
- 診療費の継続的な未払い・不払い
- 不当な値引き・返金要求、虚偽に基づく請求
- 不正な診断書・処方箋等の要求
3. 信頼関係の著しい破壊
- 治療方針の説明にもかかわらず、指示の繰り返し拒否や対話の拒否
- SNS・口コミ等での悪質な誹謗中傷、虚偽情報の拡散
- 虚偽申告、院内での盗撮・盗聴等の不正行為
4. 医療安全・公衆衛生上の支障
- 発熱等の申告が必要な状況での虚偽申告や指示違反
- スタッフへの不当な命令・強要、診療の安全を損なう行為
5. 医療資源の不適正利用
- 診断書・薬剤のみを目的とした不適切な受診
- 転院・紹介後の無断再来、重複診療の常態化
上記に該当する場合、状況に応じて以後の受診をお断り、予約の停止、退去のお願い、顧問警備会社および警察への通報、顧問弁護士への相談等を行うことがあります。
当院の方針
- 応召義務に基づき、正当な事由がある場合に限り診療を制限・拒否します。
- 他の患者さま・職員の安全を最優先に、必要最小限の措置を講じます。
- 急性期で高度な医療が必要と判断される場合は、適切な医療機関をご案内します(可能な範囲)。
対応の流れ
- 事実確認:当該行為や状況の確認、記録(日時・内容・対応者)。
- 是正のお願い:注意喚起・行動是正の依頼。
- 措置決定:改善が見られない場合、予約停止・受診お断り・退去要請等。
- 必要時の通報:暴力・脅迫等は警察通報・顧問弁護士への相談を含む安全確保措置。
ご相談窓口
本ページに関するご質問は、受付またはお電話・お問い合わせフォームよりお寄せください。状況に応じて個別にご説明いたします。
法的・運用上の注記
- 本方針は医師法第19条(応召義務)および医療安全確保の観点に基づき運用します。
- 具体的な適用は個別の状況・リスク評価により判断します。
- 院内秩序と安全確保のため、必要に応じて所轄機関や弁護士等と連携します。
よくある質問
一度注意されたら、二度と受診できませんか?
状況により改善が確認できれば、受診継続が可能な場合もあります。悪質・重大な場合は以後の受診をお断りします。
受診を断られた場合、紹介状は発行してもらえますか?
医療の連続性に配慮し、必要に応じて可能な範囲でご案内・情報提供に努めます(行為の性質上、対応できないことがあります)。
院内での録音・撮影は全面禁止ですか?
医療安全とプライバシー保護の観点から、院内での無断録音・撮影はご遠慮ください。必要時は事前にご相談ください。
 
 
 
 
 
